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アイシングの正しいやり方、スポーツ障害の処置方法 [スポーツ]

ポーツで発生頻度が高い怪我について、どのような処置を行うべきか、どのような処置を行なってはいけないかが解説されました。その後、具体的にどのようなスポーツのどの場面で、どういった怪我が発生するのか、予防法の実例を交えながら講義していただけました。

スポーツで障害が起きた場合、よく用いられるのが『RICE処置』になります。これは休息(REST)、冷却(ICING)、圧迫(COMPRESSION)、挙上(ELEVATASION)の頭文字を取ったもので、多くの障害に対して効果的な処置になります。

障害が発生したら、まずは休息することが重要で、障害にかぎらず例えば熱中症であれば日陰で休むといった処置、水分補給といった処置が重要になります。

続いて、氷などで患部を冷却しますが、コンビニなどで売られているアイスパックでも問題ありません。冷却することで患部に急激に血流が増えることを防ぐことが出来、障害の悪化を食い止めます。冷却時間に関しては、10~20分程度を行い、障害の様子を見て何度か繰り返し冷却を行なっていく形になります。

冷却の際に、患部をテーピング等で圧迫することで、血流の増加を更に抑えることができますし、心臓より上に患部を挙上しながら冷却、圧迫を行うのがより効果的です。

これらの処置を行うことで、障害が発生した部位への血流量を減らすことが出来、障害を最小限に留めることが出来ます。

スポーツを行なっていると足がつる、という場面は数多いと思いますが、そのような場合は収縮の反対方向へのストレッチ及び水分、塩分の補給が重要になってきます。足がつるという現象は熱中症の前兆になりやすいので、熱中症予防、警戒も重要になってきます。

スポーツを行なっていて非常に多い怪我が突き指ですが、バレーボールのブロックの際、バスケットボールのパスキャッチの際などに多発します。しっかりと初期治療を行わないと、指が曲がったままになってしまったりするので、適切な処置が重要になります。

肩の障害も非常に多いのですが、腱板の損傷、インピンジメント、悪いフォームなどが障害の原因になっています。障害の予防トレーニングとして、ロープを登るようなトレーニングが有効で、肩の痛みが続出しているある高校の女子バレーボール部で実践してみたところ痛みを訴える選手がいなくなったという事例があります。

肘の障害に関しては、フォームからくる負担の増大が怪我の要因となってい可能性が高いです。足の捻挫は非常に多い障害の一つですが、タオルギャザーなどのトレーニングを行うことで足関節の安定性を高めることが可能です。

その他、膝や腰などの障害に関しては、一部だけを見るのではなく体全体のバランス、歪みなどを考慮して対策を行なっていくことが重要だと思います。

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